こんにちは。ジャパン・リサーチサービス筑後の蓮尾です。

今回は探偵とはどんな仕事をしているのかについて書いていきます。

探偵業とは

探偵って聞くと、ドラマや映画みたいなかっこいいイメージがあるかもしれませんが、実際は地道な仕事が多いんです。浮気調査や行方不明者の捜索、企業の信用調査なんかを行って、依頼者が知りたい情報を集めるのが探偵の仕事です。法律の範囲内で証拠を集め、依頼者に報告するのが基本の流れになります。

探偵の主な仕事内容

探偵の仕事はいろいろありますが、代表的なものを紹介します。

浮気・不倫調査 旦那や妻、恋人が浮気しているかどうかを調べる仕事です。尾行や張り込みをして、写真や動画で証拠を押さえます。これが裁判の決定的な証拠になることも。

素行調査 ある人がどんな生活をしているのかを調べます。例えば、結婚相手が本当に信用できるかどうか、社員が問題行動を起こしていないかなど、いろんな場面で使われます。

企業調査 会社の信用を調べる仕事です。取引先がちゃんとした会社なのか、競合他社がどんな動きをしているのかを調査します。不正を防ぐためにも重要な仕事です。

行方不明者の捜索 家出した子供や失踪した人を探します。警察が動けないケースでも、探偵なら柔軟に調査ができます。家族にとっては命綱のような存在です。

盗聴・盗撮の発見 盗聴器や隠しカメラが仕掛けられていないかを調査します。最近は盗撮犯罪も増えているので、依頼が増えている分野です。

証拠収集と法的サポート 裁判や交渉のために証拠を集めることもあります。慰謝料請求や不正行為の証明など、探偵の調査結果が大きな意味を持つことも少なくありません。

探偵業のルールと法律

探偵の仕事は何でもあり、というわけではなく、ちゃんと法律で規制されています。日本では2007年に「探偵業の業務の適正化に関する法律（探偵業法）」ができて、探偵をやるには公安委員会に届け出が必要になりました。

禁止されている行為には、ストーカーまがいの調査や違法な個人情報の取得などがあります。違反すると行政処分の対象になるので、しっかりルールを守らないといけません。

探偵業の課題とこれから

探偵業界にもいろいろな課題があります。

プライバシー問題: 個人情報保護のルールが厳しくなり、調査のやり方が制限されることも。

テクノロジーの進化: 監視カメラや手持ちカメラの発展で、調査はしやすくなったんですけど、それを悪用するケースも増えて問題になっています。

業界の透明性: 一部の悪質な探偵業者が問題になり、業界全体の信頼が問われています。

AIやデジタル技術の活用: AIを使った調査や、ビッグデータ分析が進んでいて、これからの探偵業のスタイルが変わるかもしれません。

国際的な調査ニーズの増加: 海外での調査依頼が増えており、多言語対応や国際的な法律を理解した調査が求められています。

今後、探偵業はもっとテクノロジーを活用しつつ、法律を守りながら進化していくでしょう。依頼者との信頼関係を築きつつ、確実に結果を出すことが、これからの探偵に求められるスキルになりそうですね。